【RCCMとは】土木業界の転職に有効な資格取得の方法をご紹介!
この記事をご覧の皆さんの中には、土木業界の転職に有効な資格にはどのようなものがあるのかを調べている方がいるのではないでしょうか。
土木業界の転職に有効な資格にはいくつかありますが、その中の1つとしてRCCMという資格があり、この資格を取得すると土木工事関連の専門的知識を有する専門家であるとみなされ高評価を受けやすくなるおすすめの資格の1つと言えます。
そこで、今回の記事ではRCCMとはどのような資格なのかなどについて説明していきます。
INDEX
RCCMとは何か?
「RCCM」とは、シビルコンサルティングマネージャの略称のことで、土木工事関連の建設コンサルティング業務に従事することができる資格のことです。
この資格を有することによって、「管理技術者」、「照査技術者」として土木構造物の施工に関する業務や、地盤、地質調査に関する業務を行うことができるようになるので、建設業界において高い専門性を有している人物であるとみなされやすくなります
RCCM取得の魅力とは?
RCCM取得の魅力にはどのようなものがあるのか、具体的な内容については以下において説明していきます。
専門的知識を持つスペシャリストとみなされやすい
RCCM取得の魅力1つ目としては、専門的知識を持つスペシャリストとみなされやすいことが挙げられます。
RCCMになると「管理技術者」、「照査技術者」として土木構造物や地盤、地質調査に関する業務に携わることになりますのでRCCM取得の学習を通してこれらに関する専門的知識を身に着けることができます。
このことからRCCMを取得することによって専門的知識を持つスペシャリストとみなされやすくなり、自身の人材としての評価を上げることにつながります。
自身の給与条件のアップにつながりやすい
RCCM取得の魅力2つ目としては、自身の給与条件のアップにつながりやすいことが挙げられます。
上記で述べた通りRCCMは土木建築の業界において専門的知識を持つスペシャリストとみなされやすいので転職時などに自身の年収を以前よりもアップさせることができる可能性が高いです。
RCCMの受験資格とは?
RCCMの受験資格とはどのようになっているのか、具体的な内容については以下のようになっています。
学歴 | 実務経験 |
---|---|
大学院卒 | 5年以上 |
大学卒 | 7年以上 |
短期大学 高等専門学校 |
9年以上 |
高等学校 | 11年以上 |
中等教育学校 | 14年以上 |
RCCMの受験資格を得るためには上記のような実務経験を得ることが必要になりますので注意してください。
RCCMの試験の難易度とは?
平成30年度のRCCMの試験の合格率は38.1%となっており、直近5年間で25%代から40%前半の合格率を維持しており試験の難易度としては最難関の試験とは言えないとしても誰でも受かるような試験ではありません。
しかし、受験資格の欄にもあるようにRCCMを受験するには一定以上の実務経験が必要になるため、土木建築の分野について全くの初学者が受験しに来ないため油断はできず、専門の参考書などでしっかりと学習し対策しておく必要があります。
RCCMの資格の対策方法は?
RCCMの資格を取るためにはどのようにすればいいのか、具体的な方法には以下のようなものがあります。
- 1.独学での試験勉強(Amazonなどで専門書を購入して勉強する)
- 2.通信講座を利用しての学習(ユーキャンなどの通信講座を利用して勉強する)
資格を取得するための学習方法としては上記の2つの方法が主な方法になりますのでご自身の能力や性格に合った方法を選択して学習するのがいいと思われます。
RCCMの試験の傾向としては基本的に過去問から傾向が大きく外れることはない傾向にあるので、過去問を解いて試験の基本的なパターンをつかむのが重要になります。
また、RCCMの試験の過去問については建設コンサルタンツ協会のホームページに掲載されていますので一度チェックしておくのが良いのではないでしょうか。
(https://www.jcca.or.jp/qualification/rccm/)
RCCM試験を受験するために必要な書類とは?
RCCM試験を受験するために必要な書類には以下のようなものがあります。
- 1.受験申込書(受験部門や希望地、職務経歴、学歴などの記載が必要)
- 2.業務実績証明書(現在勤務中の会社の代表社印あるいは登記している印鑑・役職印が必要)
試験をスムーズに受験するために一定期間の余裕をもってあらかじめ準備しておくのが良いと思われます。
まとめ
ここまで、RCCMとはどのような資格なのかなどについて説明してきましたがいかがでしたか。
土木建築の業界において転職活動を行う際に、今回の記事で上げたRCCMのような資格を取得しておくことによって企業側の採用の際に自社において価値のある人材であるとみなされやすくなり有利に転職活動を進めることができるようになるのでおすすめです。