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土木作業員とは?仕事内容や年収と土木作業の求人探しでチェックするべきポイント

2019.12.14
仕事について

この記事をご覧の皆さんの中には、土木作業員の仕事内容や平均年収はどうなっていて、土木作業の求人探しで注意すべき点にはなにがあるのか、という疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。

建築土木の業界への就職や転職、アルバイトを検討する上で、土木作業員の仕事の内容や、平均年収はどのくらいもらえるのか、求人を探すうえでの注意点は何があるか、というような事項について気になる人がいても不思議ではありません。

そこで、今回の記事では、土木作業員の仕事内容や平均年収はどうなっていて、土木作業の求人探しで注意すべき点にはなにがあるのか、などについて説明していきます。

土木作業員の仕事の内容とは?

土木作業員の仕事の内容はどのようなものなのか、具体的な内容については以下において説明していきます。

土木作業員の仕事の内容は、工事の種類や作業員の技能や経験によって分けられますが、基本的には、道路、ダム、橋梁などの建設や水道・ガス・通信などのインフラ整備、宅地の区画整理、農地の圃場整備などの土木工事を行うことです。

土木工事の具体的な例としては、私たちが普段よく見かけることがある道路の改修が必要になっているアスファルトを一度剥がして再び舗装する工事や地中に埋設されているガス管や水道管の交換などの工事が挙げられます。

さらに、道路の工事だけではなく河川における工事の例としては、水害が発生した後の河川周辺の復旧工事があり、また、河川にある堤防の設備や護岸などの擁壁を作る際のコンクリートの流し込み、土砂の積み上げなどの業務も挙げられます。

また、工事だけではなく土木作業員の仕事の内容としては、道具や土砂の運搬などの補助作業や通行人の誘導、清掃作業なども含まれているようですが、これらの業務は、土木作業員としての経験が浅く、技能が低い人が担当することが多いようです。

土木作業員の求人探しでチェックするべきポイントとは?

ここまでの説明で土木作業員とはどのような職か理解してもらえたと思いますが、ここからは、土木作業員としての求人探しでチェックするべきポイントにはどのようなポイントがあるのか、について以下で説明していきます。

正社員雇用なのか否かをチェックしておくこと

土木作業員としての求人探しでチェックする際に注意するべきポイントの1つ目としては、正社員雇用なのか否かをチェックしておくことが挙げられます。

土木作業員として、土木関連企業に就職するにしても雇用形態が正社員なのか、非正規社員なのかによって、基本給の額や福利厚生などの条件が異なってくることが予想されます。

なので、土木作業員として土木関連企業に就職を検討する際には、どのような形態で雇用されるのかについて確認する必要があります。

給与支払い方法を確認すること

土木作業員としての求人探しでチェックする際に注意するべきポイントの2つ目としては、給与支払い方法を確認することが挙げられます。

給与支払いの方法としては、「固定月給制」と「日給」の2つの方法で給与の支払いが行われることが多いようで、どのような支払方法を採用しているかは各企業によって異なっています。

なので、土木作業員として土木関連企業に就職を検討する際には、給与支払いはどのように行われるのかについても確認する必要があります。

労災がしっかりと準備されているかを確認すること

土木作業員としての求人探しでチェックする際に注意するべきポイントの3つ目としては、労災がしっかりと準備されているかを確認することが挙げられます。

土木作業員として土木関連企業に就職し、現場で作業を行っているうえで、作業中の何らかの原因によって自分自身が怪我を負ってしまった場合、労災が完備されていれば会社からの保証を受けることができます。

しかし、労災がしっかりと完備されていない企業に就職して、現場での作業中に怪我を負ってしまっても、下手をすると会社からの保証を受けることができない可能性があります。

なので、土木作業員として土木関連企業に就職を検討する際には、しっかりと労災は準備されているのかについても確認する必要があります。

社員寮はあるのかを確認すること

土木作業員としての求人探しでチェックする際に注意するべきポイントの4つ目としては、社員寮はあるのかを確認することが挙げられます。

給与額の条件が良く、労災がしっかりと準備されていて、福利厚生などの諸条件が良い企業の求人情報があった場合でも、自分自身が住んでいる場所から遠い場所に勤務地があると就職するのが難しい場合もあることでしょう。

しかし、社員寮がある場合には、住んでいる場所から遠い場所であっても、問題なくその勤務地で働くことができるようになります。

土木作業員の平均年収の実態とは?

土木作業員全体の平均年収はどれくらいなのか、厚生労働省の発表している平成30年版の賃金構造基本統計調査によると、建築業界全体の平均年収は約349万円になっています。

また、賃金の対前年度の増加率でいえば、1.5%増加しているようで賃金構造基本統計調査に記載されている業種の中では「運輸・郵便業」の2.1%増加についで2番目の増加率の高さになっています。

土木作業員の業務は建築業界の業務の中の一部であることから、この記事においては、上記の建築業界の平均年収349万円を基に土木作業員の平均年収を考えていきます。

三共開発の土木作業員の待遇について

上記の段落で、土木作業員の平均年収について説明しましたが、この段落においては実際の企業の求人情報において土木作業員の給与を含めた待遇はどうなっているのか、について紹介していきます。

例えば「株式会社三共開発 大阪の吹田営業所」の求人情報では、実働8時間労働、週休が日曜日の1日のみで、日給が10,000円以上、社会保険が完備されており、1日当たりドライバー手当が1,000円分支給されるようです。

また「株式会社三共開発 埼玉の川口営業所」の求人情報では、実働8時間労働、週休が日曜日の1日のみで、日給 が10,000円以上、社会保険が完備されており、1日当たりドライバー手当が1,000円分支給されます。

上記の数字を基に単純計算してみると「大阪の吹田営業所」の場合、日給10,000円×6日×4週間=24万円になり、これを1年ベースで計算すると、年収が「288万円」になります。

「埼玉の川口営業所」の場合、日給10,000円×6日×4週間=24万円になり、これを1年ベースで計算すると、年収が「288万円」になります。

なお、ドライバー手当は現場まで車を運転した度に支給されるようで、例えば毎週6日間現場まで車を運転した場合、ドライバー手当は、6日×1000円×4週間=24000円になり、これを1年ベースで計算すると28万8000円になります。

あくまで単純計算ではありますが、年収に上記のドライバー手当を足して考えると、土木作業員の平均年収は349万円に近い数字になると思われます。

土木作業員のやりがいには何があるのか?

土木作業員にはどのようなやりがいがあるのか、具体的には以下のようなやりがいがあります。

成果物が分かりやすい形で認識できること

土木作業員のやりがいの1つ目としては、成果物が分かりやすい形で認識できること、が挙げられます。

土木工事によって作られた成果物は世の中に多く見られ、その成果物が我々の生活を支えている側面があり、土木作業員の仕事は我々の生活に役に立つものを世の中に送り出すことで、その成果を目に見えやすい形で認識することができます。

世の中の仕事には、様々な成果の形があると思われますが、その中でも土木作業員の仕事の成果物は一際分かりやすい形で認識できるのではないでしょうか

世の中の人々の生活を支えている実感が湧くこと

土木作業員のやりがいの2つ目としては、世の中の人々の生活を支えている実感が湧くこと、が挙げられます。

土木作業員の仕事は、ガス・水道・電気・通信設備などの公共施設に関連する工事も多く、これらのものは現代社会に生きる人々の生活には欠かせないものであり、土木作業員は人々の生活を支えているという側面があると思われます。

自分たちが作ったものや携わったものが世の中の人々の生活を支えているという事実は、何事にも代えがたいやりがいの1つではないでしょうか。

土木作業員の将来性とは?

土木作業員の将来性としては、決して暗いものではなく明るい要素もあると思われます。

そもそも、道路や水道、ダム、ガス、電気などの公共設備は、現代の人々の生活の上で必要不可欠のものであり、これらのものは定期的に補修や、補強などのメンテナンスの工事が必要で、その作業を行うのは土木作業員です。

上記の作業を行えるのは土木関連の専門的知識や実務経験を備えた土木作業員だけであるので、人々の生活を支えるためにはいなくてはならない職種であることから、土木作業員の仕事の将来性にも明るい要素があることが予想されます。

また、近年では女性の土木作業員も出てきており、土木工事の分野にも女性が進出してきていることも、土木作業員の将来性の明るい材料の1つと言えるでしょう。

土木作業員の職に就くことを検討している人は、この段落で説明した将来性についても参考にしてみると良いのではないでしょうか。

まとめ

ここまで、土木作業員の仕事内容や平均年収はどうなっていて、土木作業の求人探しで注意すべき点にはなにがあるのかについて説明してきましたがいかがでしたか。

土木建築の業界で職を得ることを考えている人にとって、仕事内容や平均年収、求人探しの注意点、仕事の将来性について気になるのも当然のことでしょう。

そこで、この記事をご覧の皆さんは、今回の記事で説明した内容を参考にして土木作業員の仕事内容や平均年収はどうなっていて、土木作業の求人探しで注意すべき点にはなにがあるのかについての検討に役立ててみると良いのではないでしょうか。

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